■パンタグラフ式キーボードとは?
すべてのキーボードに存在するキーは、一つ一つが独立した機構をもっています。
キートップ下にパンタグラフ機構を取り入れたキーボードを「パンタグラフ式キーボード」という表現をしています。
(パンタグラフ式キーボードとは、電車車両の屋根の上に設置された伸縮自在の集電装置のから呼ばれるようになりました。)


パンタグラフ式キーの特徴として、常に一定の圧力で接点に接するような構造が挙げられます。
そのためキーの中心からずれてキータイプした場合でもキーが認識しやすく、
強い力も必要ないためタッチは軽い点が特徴です。
構成部品はキートップ、パンタグラフ、キーボードフレームと分散されるため強度と耐久性も確保できます。
他、ストローク(=キーの深さ)を抑えることも構造上容易で、商品の厚みを抑えることも可能です。


パンタグラフ式キーボードは、すでにノートパソコンに多く標準採用され、標準技術として性能は確立されていますが、
デスクトップパソコン用としての標準化はまだ一般的ではないようです。











フルサイズのキーボードと大きさの比較です









ディスプレイアームにキーボード置きを付けてみました