ふがふがフ〜ガ

    ∧__∧
   (。・ω・)
   ( O┬O
≡◎-ヽJ┴◎





ふがふがフーガ




















2005年 平成17年6月梅雨・・・

 次女の生まれた年に購入しました“トヨタ・マークU・ステーションワゴン”が
とうとう “引退”になりました。



(購入計画(予算折衝)は、前回の愛車の車検時(二年前)から始まってました・・)


この2005年のに車検が切れ、廃車・乗り換え予定でしたが 
夏を待たずにクーラーのコンディションが悪く、暑さに弱い私には致命的
「修理に費やすなら 前倒しした方がいいのではないか?」
言う強かな提案。

「修理代に20万ぐらい」というのも演出の一員でした。


車を注文しても納車まで「ひと月は、かかりますゼ!」と。

「今から計画・注文しないと7月8月の
暑い夏は乗り切れないですゼ!親分!」

言葉巧みに緊急購入モードへ!!
(三ヶ月の前倒し購入です)



今まで事故はもとより、故障といった故障も無く・・
画像をご覧いただいても判るように、
かなりの年代もののスタイルですが、
酒好きな私は、乗車する機会が少なく

総走行距離
25000km






長い間 ご苦労様でした 謝謝  


















家族閣議の傾向と対策

“民主主義
”我が家では、一応参考までに
家族の意見を聞いてみました

(注意:“民主主義的”は“民主主義”ではありません)
あくまでも
民主主義です ・ハイ!





要望:
私の要望はメルセデス・ベンツ (予算で却下!)        

長女の要望は ニンテンドーDS (車じゃないので却下!バカ!)   zz
次女の要望はポルシェ(「家族四人乗れねえじゃねえか!」却下!)

後で聞いたのですが、あの永遠のスポーツカー
ポルシェ911は乗車定員4人だそうです・・
へぇ〜・へぇ〜・へぇ〜〜〜〜




結果:
やはり国産4枚ドア自動車







@長期にわたる予算折衝の末、    
    A長期によるネットでのリサーチの末、
 B長期にわたる
泣きの土下座の末   




次期
「我が国の公用車」世界のトヨ●!
いつかはクラウン
に決定!
アスリートがいいナ!
色は汚れが目立ちにくい
シルバーがいいナ
(すでに色まで決めていました  アハハ)




待ちに待った
大安・吉日
大蔵大臣
財務大臣・兼任・官房長官と共に

ショッピング
へ 

ラッラ♪ ランラ 
ラン♪ラン♪ラン♪



この先、家計が
火の車
になるとも知らずに・・














愛車/マークUを販売店の駐車場に停め、
意気揚々と店の扉を開けるとなんだか・・
    空気が重い・・・ 
店員が出てこない・・・

 レスポンスが悪い



はぁ?



今から「
ン百万の買い物」と言う時に「なんじゃこの店は!!」
“紳士服の青山”や
“ヨドバシカメラ”でも 
もっと
Hotな対応・スクランブル発進するゼ!


待つこと約7秒 奥から一人の若い営業マンがスタスタと・・。

感情を抑え
見積」をお願いしました。


商品説明や追加オプションの相談
値引きの交渉、
最後に愛車の下取り価格をたずねると・・
「お客さん!“下取り”どころか、
廃車費用掛かります」

“銭”いりまっせ!」ってか?



はぁ?


「ざけんじゃぇ〜」


値引き額を調整(下げる)してでも
「五千円で下取りさせていただきま〜す」ってのが
関西の営業マンだろうがぁ!

私の顔から
笑みが消えたのは間違いありません


店を出ようとドアを開けた時には、
すでにスタッフが
テーブルを片付け始めてた・・



はぁ?


子供が熱を出したとき「こども病院」へ走ったり、
阪神淡路大震災を経験した 
思い出の詰まった車だぜ!!

「感傷的になり過ぎたかな・・」
気分を落ち着かせ、助手席を見ると
官房長官も
お怒りのようです・・




後ろ髪を引かれつつ、
次なる店へ・・・
















第二の候補車〜
カルロス・ゴーン の
レッツ・ゴーン
・・・




注:カルロス・ゴーンのとは

“ジーンズ・ショップ”でも

“ショット・バー”でもありません  




愛車(マークU)を販売店の駐車場に入れ、
車から降りるや否や、
の影から いきなり人が・・



刺客か??
通り魔か??






ゴーン:「いらっしゃい まぁ〜〜〜せぇ!!



「???」

カルロス・ゴーンの回し者!ゴーンJr.?
私達夫婦は店員さんに敬意を払い、ゴーンと御呼びいたします


まだ店にも入っていないのに待ち伏せか??
(レスポンスが早い)
/ 有効!」









ゴーン:「お車お探しですか?」

「一応 カタログを頂きに」

ゴーン:「店の中にどうぞ 
冷たいお飲み物と共にご用意させていただきます」
(有無を聞かずにテーブルに強制着陸)

/ 技あり!」






ゴーン:「どのようなカタログをお持ちしましょうか?」


「恋のフーガをお願いします」


ゴーン:「???
フーガですね???」

「ハイ!恋のフーガ」

ゴーン:「・・・恋??・・」

「・・・」

/ 教育的指導!」










店内に入り、一通り説明を受け
ふと隙を見せると・・

ゴーン:「試乗車がありますので、一度お乗りいただいては!?!」

私(男性)は 性格的に断るものの、
官房長官は
ズブトイ!!
すでに座っちゃってる・・・
「後ろの席 広〜〜〜い!! 気に入ったね!!

お父さんこの助手席!オットーマンが出る」(*´▽`*)
(まるで ショート・コントだね!)

(官房長官の顔に笑みが戻りました)



ゴーンが笑っている

私と目が合うと 真顔になるゴーン

(落としやすい所から攻めるとは・・)

/ 効果!」







あれ“座っちゃう”と だめですよね!!田舎者は・・・
カルロス・ゴーンの思う壺 


私:心の叫びは・・

「おじさん これひとつ くださいナ・・」




 「一本!!ゴーンの勝ち!」
 





後は
ゴーンのペースで事が運び 見積書を作成、帰路へ



















2005年現在:
純利益一兆円(\1,000,000,000,000)会社(トヨタ社)
対抗車と言うだけあって、

ゼロ(ZERO)クラウンと販売価格は同じでしたが、

第一回折衝で値引き幅は、
すでに
前者より大きく、愛車に下取り価格もついていました。

驚くこと無かれ
 次の日に
ゴーンは家に 挨拶(営業)に来たのです!
「その努力は営業の基礎だぜ!!」


車の性能には全く関係ないのですが
気をよくした夫婦は
断然“フーガ”が好きになりました



いまだに一兆円は電話一本くれません・・
よほど私が冷やかしに見えたか、人相が悪かったのでしょう 


1兆円に車を売って貰える
立派な人間に 
ならなきゃ駄目ですね?!?!

私は今 反省しています・・・ 








次の日曜日に
ゴーンにアポをとり第二回目折衝。




ダメもとで・・

言葉巧みに値引きを強要

泣きが入り値引きを強要


更なる大幅値引きを強要。


「この見積書の
邪魔な数字を取ってくれ!そしたら
今すぐにでも
ハンコ押すぞ」


ゴーン:「ちょ・ちょ・ちょ・ちょっと待ってください」



ゴーンがしばらく考えていると・・・

娘から私の携帯が鳴り
「お父さん、何時に帰ってくるの??」

アドリブで
プリンスさんが
“先日の見積りの件”で電話下さいだって!
これから“
プリンスさん(現:大阪日産)言へ行っても・・いいですか?!?!
私達としては、是非ともゴーン(現:兵庫日産)さんから
購入したいのですが・・
折角、時間をかけて“ご縁”が出来たのですから・・・」



ゴーン:「・・・」

ゴーン:「ちょ・ちょ・ちょっと!上に確認してきます」

ゴーン・ダッシュ




ゴーン:
OK出ました!今すぐに押してください!」
さぁ!さぁ!さぁ!



「あっ!印鑑忘れた!!」


ゴーン:「・・・・」



「冗談・・冗談・・」






二度目の商談にて
めでたく契約成立!


  







ボディカラーは、何故か??
ゴーンが勧める??を
注文してしまいました?

「お客様には絶対に黒がお似合いですヨ」
と気のいい担当者さんに言われると

「そうね!
お願い」


色は汚れが目立ちにくい“シルバー”じゃ無かったの?
汚れの目立つ
???





黒黒黒
黒黒

黒黒黒黒黒黒
黒黒黒黒
黒黒黒黒

黒黒黒黒黒黒黒

黒黒黒黒黒黒黒黒

黒   黒  黒   黒


自分でも“訳”
解かんねぇ!!


  






値引き額が、“多いか?少ないか?”は ともかく、
信頼できる営業マンと ご縁ができたのと
気持ちよい買い物ができたのは 私達夫婦共々間違いありません

営業マンの心象と車の高感度は比例するのですね



気を好くした私達夫婦は
断然
“フーガ”大好きになりました





後でゴーンに聞いた話ですが、
来客様を捕まえるのも
店内バトルがあるらしく、
来客様捕獲の為、店内にて良いポジションで
待機するのは勿論の事
「来客者を見てから行動しては、すでに遅し」だそうです。
特に土曜・日曜日は社内壮絶バトルらしいです・・・


          ∧_∧
      /\( ・∀・)/ヽ  ヨッ!ゴーンは
     ( ● と   つ ● )日本一ッ”!!
      \/⊂、 ノ  \ノ
          し'














注意: 世界を代表する“T社”さまの 
お車が 販売店様の、
接客態度などで 商品自体の
性能などが影響されるはずも無く

     
素晴らしい御車である事は
全世界の人が確信し
売上高が証明いたしております。





私のような下品な客は 品格が不釣合いで、
今回 ご縁が無かったことを非常に残念に思い 
今・・反省しております

 私の短気な感情をご批判ください



 
























  























   


 













番外編