ベンチマーク・テスト(benchmark test)
コンピュータのハードウェア性能や、ソフトウェアの処理能力を
比較するためのテスト。
評価用のプログラムなどを実行して
その処理速度を算出して比較する。
カトマイ Katmai 【カトマイ】
0.25μmプロセスで製造されたPentium IIIのコードネーム。初代のPentium IIIである。
クロック/動作周波数でいうと450/500/533/550/600/600B MHz品がKatmaiコアである(ただし周波数に「E」がついているものはCoppermineコア)。
0.25μm版Pentium IIであるDeschutesの後継にあたり、DeschutesにSSE命令の実行機能を追加したものがKatmaiである。
KatmaiのインターフェースはSlot1で、DeschutesやSlot1タイプのCoppermineと互換性がある。Katmaiの後継にあたるのは0.18μm版Pentium
IIIの「Coppermine」。
ちなみに、KatmaiをベースにしたCeleron系列の製品はない。
カッパーマイン Coppermine【カッパーマイン】
0.18μmプロセスで製造されたPentium IIIプロセッサの開発コードネーム。
正式な製品名は他のプロセスで製造されたものと同じ「Pentium III」で、基本的な機能も全く同じだが、動作周波数が違うために、
性能には大きな差が出る。動作周波数500MHz〜1GHzのPentium IIIがCoppermineコアで製造されている。
後に廉価版のCeleronプロセッサでも同じプロセッサコアが採用されたため、
0.18μm設計Pentium IIIのコア部分のみを指す用語としても使われる。
2气Lャッシュを1世代前の「Katmai」コアから半減させて256KBにしたが、2气Lャッシュをコアに統合した結果、
同クロックでの性能はKatmaiより向上している。
FSBは100MHzのものと133MHzのものが混在しているため、
FSBが動作周波数から判別できない600MHz/800MHz/1GHzのデスクトップ用製品では、
133MHz品の動作周波数に「B」をつけて区別している(モバイル用はすべて100MHz
FSB)。
Coppermineの2次キャッシュを半減させたものがCoppermine-128Kで、3代目Celeronプロセッサに採用されている。
一方、Coppermineコアをさらに0.13μmプロセスへシュリンクしたものがコードネーム「Tualatin」コアで、
Pentium III-S/Mobile Pentium III-M/Pentium III(1.13MHz以上)/Celeron(1GHz以上)で採用されている。